
地下鉄のホームから見える広告です。一見普通の広告です。「何が問題なのか」と言われるかもしれません。どんな広告かというと、電車を降りた人に対して、百貨店に近い出口を伝えている広告です。 そもそも、広告とは、電車待ちをしている人に対して、《情報を伝える》モノです。《サイズを大きくする》コトで、より《印象を強める》狙いがあります。 ところが、この広告は電車を待っている人に対してではなく、降りた人に対してです。つまり、降りた人にとって、この広告は電車の車両があるため、見えていないというコトです。どんなに《サイズを大きくする》ことが出来たとしても、《情報を伝える》コトはできません。電車を降りた人は、まさか降りた電車の後ろの壁に出口の案内があるなんて気がつきません。 なんとも、役に立たない広告になってしまいました。出口の案内という駅の案内表示のようにするのではなく、素直に、百貨店の宣伝をすればいいと思います。 実際、私はこの駅に降り、「百貨店はどっちだ」とキョロキョロしておりました。そのうち、降りた電車が発車して、この広告が表れてやっと気がついたのです。実にタイミングの悪いあらわれかたでした。
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